試作品の製作依頼・相談はお気軽に！試作加工・モックアップとは

モデリングとは？

モデリングとは試作品を製作する事です。完璧な状態ではないものの、操作機能も確認する事ができます。

デザインモックアップとは

デザインモックアップの「モックアップ（mock-up）」は模型を意味します。例えば、車や携帯の模型がモックアップです。つまり、模型をデザインする事がデザインモックアップになります。試作品との大きな違いは、形を再現するだけで全く機能しない事です。

デザインモックアップの流れ

デザインモックアップの試作品製作の流れは次のとおりです。

1．ヒアリングと打ち合わせ

お客様のご希望に沿った試作品を製作するために、入念なヒアリングを行います。具体的に確認する点は、製品の用途、大きさ、加工方法、表面処理の仕方などです。

2．モックアップのデザインをする

CADを用いて、奥行きのある3Dデジタル設計を行います。

3．モデル加工を行う

多種多様の加工技術を駆使してモデルを加工していきます。短納期をご希望であれば、3Dプリンター加工がおすすめです。

4．表面処理をする

完成した製品をよりリアルにイメージしやすいように、試作品でも表面処理を施します。

5．組み立てて動作確認をする

部品を組み合わせて動作確認をします。

株式会社内外は1965年の創業以来、多種多様の試作品製作を行った実績があります。高度な試作品製作技術がございますので、モデリングやデザインモックアップをご検討中の方はぜひご相談下さい。

試作品の役割とは

試作品を製作する主な目的は次の3つです。

・完成品をイメージする

3D画像のクオリティは年々よくなっていますが、それでも形になったものを実際に見たときとの印象は異なるものです。完成品をより鮮明にイメージするためには、試作品が必要です。

・生産コストを明確にする

試作品を作る事で、生産にかかる材料費、人件費、光熱費などが明確になり、量産化できるかどうかも判断できます。

・品質を向上させる

試作品を製作して動作確認をすると、使い心地や機能性が想像していたほどよくない事も多いです。その都度不具合を見直し、複数回試作品を製作すれば、製品の品質を向上させる事ができます。

試作加工する際の注意点

試作品を製作する際に注意すべき点は、次の2つです。

・少量生産と量産の違いを理解しておく

少量生産では、生産する商品の量が違うだけでなく加工方法も異なります。少量生産は金型が必要ないので、3Dデータさえあれば複雑なデザインでも造形する事が可能です。
一方、量産する際は金型が必要なため、3Dデータだけで試作品を完成させた場合、量産化できない事があります。量産化するのであれば、はじめから金型が作れる商品を開発しなくてはいけません。

・性能と価格のバランスを重視する

どんなに性能がよくても、価格が高すぎると消費者は購入してくれません。量産化するためには、価格と品質のバランスが重要です。
試作品を製作する段階からどのくらいの利益が見込めるか計算しておき、生産コストが抑えにくい場合は、早いうちに製造業者に相談する事をおすすめします。