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【大阪・金型製作】金型を知ってコストダウンを考える!金型におけるクラック事例

【大阪】金型製作を依頼するなら知っておきたい!金型に関する基礎知識とクラック事例

金型製作を大阪で依頼する前に、金型の種類や知識について知っておくと役に立ちます。なぜなら、金型を製造する際のコストダウンにもつながるからです。こちらでは、金型の基礎知識や気をつけたいクラックに関する知識も交えつつご紹介いたします。

初心者必見!コストダウンのためにも知っておきたい金型に関する知識

同じ形の部品

「金型」とは、工業製品を製造する際に必要な金属の枠型の事です。一般的には「金型」は同じ形状のものを大量に製造するために必要なもので、一つだけの製品を作るのであれば金型は必要ありません。

金型は製品の加工法や種類に合わせて製造されて、金型の中へ金属や樹脂(プラスチック)などの原材料を流し込んだり、通過させたりして同じ形のものを効率よく製造していくのに使用されます。金型の出来栄えによってできあがる製品の質が変わるため、重要な役割を担っているのです。

金型を製造する工程では、企画段階、構想設計段階、製品設計段階と工程が進むにつれて金型に使用する素材が決まり、仕様の詳細が決定する流れとなっています。原価の構成は材料費が20%、加工費が70%、管理費が10%である場合が多く、原材料が特殊で高価である事から、金型は企業の資産にもなるのです。

金型の種類

金型は製造する製品によって用途や種類がたくさんあり、代表的なものでは鍛造用、鋳造用、プレス用、樹脂(プラスチック)用、ダイカスト用、ガラス用、ゴム用などがあります。

プレス用の金型は材料を挟み込むように製作されているため、成形が安定するような作りになっているのです。これは自動車のボディの部分に使用されている事が多く、プラスチック用に次いで多く使用されています。

プラスチック用はその特性上どんな形にも製作できるので対応できる製品が多く、電化製品から日用品まで幅広い分野で最も使用されている金型です。

ダイカスト用の金型は鋳造型の一種で、アルミ合金や亜鉛合金などを加工する際に使用されます。主な製品は自動車の部品やデジカメのボディ、電動工具のボディなどが代表例です。

金型製作の技術

金型製作の分野においては経験や技術が必要になるため自動化が進んでおらず、熟練の職人が手掛けていました。しかし、最近では解析技術の向上によって製造時に金型内でどのようになるのかがシミュレーションできるようになり、質のよい金型製作が可能となったのです。

金型製作のクラック事例・原因について

クエスチョンマーク・フィギュア

金型の種類の一つに、「ダイカスト金型」があります。このダイカスト金型の製作時に表面にできたひび割れが、「クラック」です。金型にクラックが現れると、製品表面の品質が低下するため注意しなければなりません。
ダイカスト金型とは鋳造用金型を発展させたものです。まずは、鋳造法とダイカスト用についてご紹介いたします。

鋳造法とダイカスト用について

鋳造法とは金属を融点よりも高い温度で溶かして、金型に流し込み冷やして固める加工法です。この加工法の歴史は長く、紀元前4000年頃のメソポタミア文明まで遡ります。

一方、ダイカスト法はアルミや亜鉛、マグネシウム、銅と亜鉛の合金である真鍮(しんちゅう)など、融点が低い金属を金型に流し込んで加工をします。

クラックが起こる原因と事例

ダイカスト法では700度の高温で溶かした素材を金型に流し込んで製造するのですが、このときに金型の表面温度が急上昇します。その後、水溶性の離型材や冷水を塗布する事でダイカスト金型の表面が急激に下がり、金型が収縮しようとするのです。

しかし、金型表面は収縮しても内部の温度が下がらないため、収縮の度合いが小さくなってしまいます。その表面と内部の収縮の差が、割れやクラックの原因となります。

クラックを防止する方法

クラックを防止する方法はいくつかあります。まず表面を高硬度化して熱間強度を上げる事で、冷水や水溶性の離型材による急激な冷却の抑制が可能です。また、クラックができたとしてもクラック部分について溶接修正を行い、その後表面処理をする事で金型の寿命が延び、再度使用できます。

他にも、表面処理を行う際に表面処理皮膜を分厚く、硬くすると表面が割れにくくなるのです。

クラックは金型の急な温度変化の繰り返しで引き起こされる現象です。十分な冷却性を持たせた構造と、熱伝導のよい耐ヒートクラック性材料で製造する事で対策ができます。

大阪で金型製作を依頼するなら創業以来実績の豊富な株式会社内外へ!

金型には種類がいくつかあり、通常は用途によって使い分けが必要です。

株式会社内外では金型製作において創業1965年3月以来50年以上の実績があり、豊富な知識と熟練の知識を用いて、樹脂成形用簡易金型や精密板金用金型を提供しております。
その他にも試作品製作や小ロット生産にも対応可能です。お客様のニーズや用途に合わせた高品質・高精度な製品を製作いたします。大阪にて金型製作の業者をお探しであれば、まずはお気軽にご相談下さい。

大阪で金型製作をお考えなら株式会社内外へ

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